音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

レッドツェッペリン(led zeppelin)の1st「Led Zeppelin」

19980109

 1968年にアメリカで発表されて、1969年にイギリスで出たというイギリスのバンドにしては珍しくアメリカとイギリスのリリース日程が逆になっているという、なぜかというとですね、当時レッドツェッペリンというのはニューヤードバーズという名前で活動を強いられているという悲惨な状況がイギリスにおいてはありまして、ところがアメリカの方の期待の方が高かったんですね、契約金もべらぼうな契約金を手にしましてですね、なんとなくアメリカが先行する形でアメリカ先行発売、その後にイギリスで発売という形になったというそういう作品です。まずはファーストアルバムの最初の曲、Good Times Bad Times。



僕は高校時代どれだけ聞いたかわからないくらい聞いた作品ですし、このレコードが出なかったらひょっとしたらこの職業についてなかったかもしれないという作品ですけど、ただ、こういう自分の人生にかかわっている作品ですけど、こうして聞いてみても懐かしくないのがすごいですよね。懐メロとして機能しないで30年間の時空をこえて今の、現在の音としても十分に通用してしまうという。ツェッペリンは数多くの音楽的な業績を残しているんですが、このファーストアルバム、ジミーページ自身は、アコースティックサウンドとエレクロリカルなハードなサウンドとの合体というものを自分自身のテーマと、ツェッペリン結成時のテーマと、一番大きなアイディアとしてもっていたらしくて、その前に出ていたジェフベックグループにおいて確立されたある程度のブリティッシュハードロックのスタイルに対して、自分達なりの新たなスタイルを示すというそういうアイディアがアコースティックサウンドとの合体というそういうものだったんですね。それがもっとも見事に成功したナンバーをきいていただきます。Babe I'm Gonna Leave You。




ツェッペリンの全世界的なスーパーバンド化へのブレイクを果たしたのは、ファーストアルバムじゃなくてセカンドアルバムであります。彼らの人気を確立したのはセカンドアルバムでありまして、セカンドアルバムにおける人気の源泉となったのは、非常によくできたハードロックアルバムとしての完成度の高さ、で、ツェッペリンといえばハードロックバンドの才能の高さみたいなものが、まあ、現実的にはいろいろな先進性はもっていたんですけれども、大衆的な人気を確立する上での一番大きな要素であったのではないでしょうか。そうしたツェッペリンのハードロックバンドとしての高性能ぶりはファーストアルバムにも十二分に発揮されています。Communication Breakdown 。




僕はジミーページのこの時期の仕事として一番重要なものは、ブルースとの距離の置き方だとおもうんですね。で、ニューヤードバーズとしての活動を強いられたという話もしましたけど、ヤードバーズというブルースロックをひとつの基本的なスタイルとするバンドから、ジェフベック、エリッククラプトン、ジミーページと出てそれぞれ活動したんですけど、そのなかで一番ブルースロックというかブルースそのものに対して、見事な距離感と対象化能力を示したのがジミーページであるし、それがレッドツェッペリンのなかで非常にうまい形で結実していたというのがその後のこのバンドの成功をもたらした気がします。その成功例を聞いていただこうと思います。I Can't Quit You Baby。



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