音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

エルビスコステロ(Elvis Costello)に学ぶミュージシャンの年のとり方

world rock now19981016

 エルビスコステロといえばパンクシーンから長いキャリアをもっているベテランミュージシャンでありまして、最近もフジロックフェスにきて大きなお腹でいろいろ歌ってくれた、本当に佇まいはおっさんって感じのアーティストなんですけど、彼自身が本格的にもう一遍ソロ活動を開始しようと、そして自分自身の音楽的なフォーカスをきっちりボーカル物に設定しようとそういう意欲が反映された作品をつくってくれました。バートバカラックというポップミュージックシーンに燦然と輝く伝説の作曲家、アレンジャー、ミュージシャン、このバートバカラックと一緒に作品をつくってくれました。まさに新しいエルビスコステロ。こっちの方に走るんだよという、そういう宣言のような作品になっております。そのなかから一曲聞いてください。Tears At The Birthday Party。


 僕はエルビスコステロというと1978年に彼はデビューの翌年に来日コンサートを果たしまして、そのコンサートを私も見に行ったんですけれども、レコード会社の人から、「コステロがどうしてもやりたいということが一つあってそれを一所懸命とめているんですけど彼は止めてくれないんですよねぇ」という話しを聞かされまして、それはどういうことかというと、彼自身は禁止されたところでコンサートをやるということをやりたい人で、「日本は銀座という繁華街があるらしいけど、そこにトラックで乗り付けていきなりアンプでガンガン鳴らして演奏したい、そのときは私は学生服をきてそれをやりたい」という無茶な要望をつきつけまして、当然みんな「それは止めてよと、逮捕されてコンサートできなくなったらどうするの」と、しかしコステロは「いや、俺はやるんだ。」と。結局彼はトラックに乗って学生服きて数寄屋橋のど真ん中でコンサートを決行してしまったわけですけれども、当然捕まってしまって罰金を払うということになったんですが、とにかくそういう無茶をやる、イギリスのなかでもとにかく皮肉なインタビューの受け答え、非常にラジカルな態度というそういうものを一貫して示し続けてきたアーティストなんですよね。そのイメージをファンにいつまでも引きづられると迷惑かもしれないですけど、ただ、このバートバカラックとの佇まいというと、いいんですけど、どうしたものかなぁと、しかもレコードを聞くとめちゃくちゃ本気でやたら力はいっておりまして、昔もイメージもこの中になにがしかはいってるといいんだけどなぁというおもってしまいました。

若い頃のコステロの曲です。




 参考) 学生服を着てゲリラライブをやった画像です。



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