音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

ギャング・オブ・フォー(Gang of Four)の1st「Entertainment! 」について

world rock now 19991001

 今から約20年前の彼らのファーストを紹介したいと思います。Contract。


 ギャング・オブ・フォー。時間がたつにつれて評価される傾向がありまして、CDでリイシューされるときにいろいろなアーティストの推薦の言葉がライナーノーツに引用されているんですけれども、レッチリのフリーは「ギャング・オブ・フォーは俺が本当に共感することができた最初のロックバンドで、夢中におどったり騒いだり本当にかっこいい、何かの一部になりたいと思わせたはじめてのものであった。」と。REMのマイケルスタイプは「Entertainment!はそれまでのすべてをズタズタに切り裂いてしまった。ギャング・オブ・フォーはスイングの仕方を知っているんだよ。俺はヤツらからいろんなものをパクッタよ。」と。それからタッドというロックバンドのタッドドイルは「Entertainment!で俺の人生が変わったよ。カートコバーンもそうなんだ。ギャング・オブ・フォーがシアトルに来たとき俺はアイダホ州のホイジーからはるばる車をとばしていった。会場はすごい人手だった。今でもなにかというとあの時の話だ。本当にエネルギッシュだった。アンディーギルはギグの間中、小さな子どもがなにかをいじめるみたいに自分のギターをぶん殴っていた。ジョンキングは完全にぶっ飛んでいた。目つきが異常だったんだ。俺はEntertainment!の曲を全部カバーするバンドに入っていた。」と。このアルバムをカバーするだけのバンドが作られたというくらいに影響を与えた本当にロック史に、特にこの時代に一番感受性豊かな時にこの作品を聞いた人にとっては決定的な影響を、しかし全然売れなかったアーティストでございますけれども、そういう作品であります。私は日本で最初にギャング・オブ・フォーのEntertainment! をかけたDJだと自信を持っていえますけれども、それから私の番組ではヘビーローテーションになりましたけれども、この当時最も有名なナンバーを聞いてもらいたいと思います。Damaged Goods。



 ただ、残念なことにこのギャング・オブ・フォーは結局ファーストアルバムを超えることなく、90年代に入って再結成もされたんですけれども、やはりなかなかこの領域には到達することができなかったという、そうした意味でも奇跡のアルバムと言えるのかもしれません。Return the Gift。



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