音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

ピンク・フロイド(Pink Floyd)の「Wish You Were Here」について

world rock now 20000901

 この作品がつくられた1975年です。ちょうどこの前に彼らの作品The Dark Side Of The Moonは全世界的なヒットで、それこそロック史上最大のヒットアルバムとして延々チャートに君臨しておりまして、ピンクフロイドというバンドの位置づけがThe Dark Side Of The Moon以前と以後で全く変わってしまったんですね。そのとまどいみたいなものがこのアルバムにも反映されているんですけれども、まずは一曲Have A Cigarという曲を聞くんですが、これが世間がすっかり手のひら返しになっちゃってどうなっちゃんだろうという戸惑い、レコード会社の連中から「最高だね君たち。ところで誰がピンクさんっていうの」って言われるよくわからない冗談も曲の中に入ってたりするんですが、続いてWish You Were Here。これは「あなたがここにいてほしい」という曲なんですが、つまりここでいう「あなた」とはピンクフロイドのオリジナルメンバーであってまさにThe Dark Side Of The Moonにいってしまったシドバレッドというロジャーウォーターズにとってもっとも信頼すべき友人でありバンドメンバーであった人間に対して、「君さえいてくれたら」というメッセージと、このアルバムの中では主要な曲としてShine On You Crazy Diamondというまさに君は狂気のダイヤモンドとして輝き続けていてくれればいいんだというメッセージ、これが30分近く続く曲なんですが、こういうのもシドバレッドに向けたメッセージであります。こういう自分たちが巨大になった戸惑い、しかし自分たちの原点だけはしっかり、それこそまさに Crazy Diamondであるシドバレッドとともにみつめていこうという思いが込められたそういう作品になっています。2曲続けてじっくり堪能してください。Have A CigarとWish You Were Here。




Comment

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
記事検索
スポンサーサイト
スポンサーサイト
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ