音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

日本のバンドは日本語でフランスのバンドはフランス語で歌うべきである説

world rock now 20031121


 プレイモ (Pleymo)でZorro。




 フランスのリンプ・ビズキットという形で世間的には認知されているプレイモの3rdアルバム。しかし、これまでのリンプ色が薄まりまして、まさにプレイモ以外の何者でもないという佇まいにだんだんなってきております。すごく手ごたえのあるアルバムだと思います。アルバムタイトルのRockも彼ら自身のこのアルバムにかける思いがすごくストレートに出てるアルバムであります。実はこのアルバムはロックという目が見えない少年が主人公なんですね。この少年が世界とかかわり、自分自身が世界をどう認識してゆくのかという、かつてはThe Whoがやったみたいな、ロックによる世界と自分とのかかわりあいと自我形成という、まさにロックという表現がずっと向き合っていたテーマをプレイモ自身が正面から取り上げた作品になっています。こういう気持ちが音にも反映されておりまして、これまでのありがちがヘビーロックサウンドから彼ら自身の匂いがすごく出てきた作品になっております。続いて、この主人公のロックを歌ったナンバーを聞いていただこうと思います。Rock。





 今回のアルバムで何がすばらしいって、フランス語で歌われていることがすばらしいと思います。僕は日本で英語で歌うバンドにインタビューするときは、執拗に、何度嫌がられようとも日本語で歌うべきだということを言い続けておりまして、最近もLOVE PSYCHEDELICOの皆さんにそういう話をして嫌がられましたけれども、絶対母国語で歌うべきだと思うんですよね。そうじゃなければ基本的にコミュニケーションのあり方をクリアできないんじゃないかと。自分自身が英語ができないというそういう部分もあるのかもしれませんが、やっぱり日本のバンドは日本語で歌うべきだと思うし、フランスのバンドはフランス語で歌うべきではなかろうかというのが私の姿勢であります。前作は英語で歌われていたんですけれども、今回はフランス語になったということは、これはフランス語にしようと思ってなったのではなくて、ロックというテーマを設定しそこでシリアスに自分と向き合い、その表現をきっちり音楽にして歌詞にしてゆこうとするときに、僕は必然的にフランス語になったのではなかろうかと思うんですよね。そういう時には絶対自分の母国語がでてくるという、その辺が一番重要なのではないかと思います。1977。

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