ラジオFMのメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

ヘラコプターズ (The Hellacopters) に学ぶ基本に忠実にロックンロールをやることの大切さ

world rock now 20050916

 ヘラコプターズでPut out the Fire。




 北欧のロックンロールバンドヘラコプターズ。伊藤政則さんはこのヘラコプターズこそが今のロックンロールスピリットをちゃんと持っているバンドなんだと推薦されています。このヘラコプターズのアルバムのタイトルが「Rock & Roll Is Dead」。パンクロックが盛り上がった時に一つのメッセージとしてかなり盛り上がった言葉なんですけれども、そこにはいろいろな意味が込められた難しい言葉であったんですが、ヘラコプターズには難しいニュアンスはありません。このまんまです。メンバー自身が言ってますけれども、もうロックンロールは死んだんだと。彼ら自身が考えるロックンロールとはチャック・ベリー (Chuck Berry)でありリトル・リチャード(Little Richard)である。もはやローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)はロックンロールではないと。あれはチャック・ベリーやリトル・リチャードのコピーであると言っていて、それくらい原典に忠実であり、彼らにとって今のアメリカのロックシーンはRock & Roll Is Dead。ヒップホップやいろいろな新しいカルチャーといろいろな音楽的な方法論が隆盛のそういう状況というのは彼らにとっては納得できない。だからこそ俺達がロックンロールをやるんだと。基本に忠実路線というのはこれくらいのグルーブを生んで、これくらい気持ちの良い音楽になるというものを聞いていただきます。Before the Fall。



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