音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

ギャング・オブ・フォー(Gang of Four)、昔の名前で出ています

world rock now 20051007

 ギャング・オブ・フォーというのは私はすごい好きなバンドだったんですが、1979年にファーストアルバムをだして、そこからポストパンク・ニューウェーブの旗手として非常に注目されたバンドであります。その後伝説とかしてギャング・オブ・フォーに影響をうけたという若手バンドがたくさんでてきました。このギャング・オブ・フォーが若手バンドの熱い支持のもとで、俺達ももう一回がんばるかということで、オリジナルメンバーで再結成をして音楽活動を再開したわけですね。全世界ツアーに出たり、フジロックでひさかたのライブパフォーマンスをやってくれたりして、実質的に私ははじめて彼らのライブを見るという体験で感動したりしたんですけれども、二枚組みのCDが発売されました。これが非常にユニークな作品で、一枚目は自分達の過去の作品を自分達がもう一回カバーをするという作品で、もう一枚は自分達の過去の作品を今の若手の注目バンドやアーティストがリミックスをするという、その二枚組み。はっきり言えば、昔の名前で食ってやろうという明快なコンセプトのもとに、その辺の開き直りが逆に気持ちいいということで、まずはセルフカバーパートから聞いていただきます。私が彼らの作品
の中で一番好きな曲ですがDamaged Goods。



 これはセルフカバーなんですがオリジナルを知っている人はなんだものまねじゃないか、ほとんど芸がないじゃないかと私は思いましたし、知っている人はおもうのではないかという気がします。今のテクノロジーと今の自分達のスキルでもう一度作品を演奏したいという非常にシンプルな気持ちで、しかし原型そのものを破壊することはないようにという、昔のファンを裏切りたくはないというか。ただもうちょっと何かあってもいいんじゃないのと言うくらいまんまであります。フジロックで見たとき、僕はこのバンドは下手というイメージがあったんですが、すごく上手かったです。そういう風にして自分達のスキルも上がっていったんじゃないんですかね。二番目に好きな曲ですがNot Great Men。




 フジロックで彼らをはじめて見た時、何にビックリしたってボーカルの人が四つんばいになってステージを走り回っていて私は腰を抜かしたんですけれども、それまでは音を聞いていただければ分かりますように、非常に硬質な音作りでその辺のすかした感じがカッコいいなぁと、私の中では日本で言うところのミッシェルガンエレファントのようなイメージで固定されていたんですけれども、いざライブを見たらボーカルのチバが四つんばいになっていきなり走ったみたいなそれくらいのカルチャーショックがありましてゲゲッとおもったんですけれども、よくよく考えてみるとそれぐらいのことができているからこそこれだけのソリッドな音とニューウェーブサウンドができたのかなぁと、開き直ったユーモア感覚というのがあるのかなぁと思ったりしたんですが、続いて紹介するのはヤー・ヤー・ヤーズ(Yeah Yeah Yeahs)のリミックスです。I Love A Man In Uniform。




 ギャング・オブ・フォーはこのアルバムによって過去の遺産を食い潰したわけでありますので、今度は新しい伝説の創造に手をだしてもらいたいなぁと思います。

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