音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)はドラムロックである説

world rock now 20060811

向井秀徳「レッド・ツェッペリンの魅力というのを考えたんですけれども、やっぱりドラムロックであると。ドラムの音がでかい。異常なまでにドラムのサウンドがでかくてですね、強調されているんですよね。ギターバンドといったらギターを全面に押し出していくと思うんですけれどもドラムがえらくでかく聞こえてくるんですよね。特にドラムの残響音がはっきりと聞こえるんですよね。それによってすごくライブ感が溢れるんじゃないかなと。レコーディングのテクニックとしてそうした音作りをしているのかと思ったんですけれども、いや違うと。やっぱりドラマージョン・ボーナムのプレイによるところが大きいだろうと。ジョン・ボーナムはすべてのプレイでフルショットで叩いてるんですよね。スネアでもキックでも。曲調とか曲の展開によって例えば弱くしたり強くしたり、そういったニュアンスをつけることをしないんですよ。それによってドラムセット全体を揺らしている感じがするんですね。あとフレーズもシンプルであるので隙間ができる。隙間ができるからこの残響音が目立ってライブ感が溢れる。そういった気持ちよさがレッド・ツェッペリンの大きな魅力の一つだt考えますね。」

渋谷陽一「全くそうですね。僕はリードドラムのバンドといっているんですけれども、だからジョン・ボーナムが死んでしまった時に、あの時は僕は気がつかなかったですけれども、ジミー・ペイジがいればずっとレッド・ツェッペリンやれるじゃんみたいな感じでおもったけれども、続けられなかったと。それは事の必然であるのかなぁという感じがしますけれども。」

向井「それぞれのメンバーの個性というものがありまして、そこがあわさって一つのオリジナルなバンドサウンドになっていると思います。」

渋谷「リードドラムとちょうど裏と表になりますけれども、これは私の説でいろんなところでいっていますけれども、ローバート・プラントはレッド・ツェッペリンをあんまり好きではなかったんですよ。ロバート・プラントがよく言っていたのは「だってさ、俺があのバンドでやったのは曲を作って、詩を書いて、歌を歌っていただけなんだよ。」と。普通全部だと思うけれども、レッド・ツェッペリンでは曲を作って、詩を書いて、歌を歌うということはあんまり重要じゃなかったんだよね。リードドラムバンドだから。だから、器楽的に演奏するところにおけるグルーブとそこへのバンドの参加意識がすべてであって、ライブをみるととにかくロバート・プラントは暇なわけです。やることないんだもん。だから参加意識は本当に希薄だったと思います。すごく不思議なバンドですよね。」

向井「普通だったらボーカルが全面に立ってフロントマンになるはずなのに。」

渋谷「そしてレッド・ツェッペリンがより器楽的な要素を強め、ある意味ロバート・プラントの役割が別の意味で重要になってくるのが五枚目です。」

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