world rock now 20070914
デビット・ボウイはステージで殺されたいと発言していました。それはどういうことかというと、スターというのは普通の人の不幸の象徴であり、その不幸の象徴がなくなることによって世間の人がみんな幸せになるのであればスターそのものは殺されてしかるべきだという、いかにもデビット・ボウイらしいメッセージでなかなか感動したことがあるんですけれども、当然これは象徴的な発言で、ジョン・レノンが襲われたときにはデビット・ボウイはものすごい数のガードマンを増やしたりして身の危険を感じて本当に殺されちゃったら大変だという、非常にスターというのはアイロニカルな存在なんだなぁと改めて思った記憶があります。