world rock now 20071109
ザ・ハイヴスでYou Got it All... Wrong。
3年以上のインターバルを持っていよいよ新作が発表されました。私はザ・ハイヴスというとどうしてもB級感というかコミックロック感がありまして、なんだかどこまでいくのかなぁこのバンドはみたいな、なんとなく限界性があるイメージを持っていたんですが、ところがティンバランドがプロデュースをしたりとか、ファレルもプロデュースを何曲がやったりして、やっぱりハイヴス最高ということでプロの間からやたら支持の高いバンドでございます。しかし世間的なイメージは相変わらずB級バンドということで、この温度差がどうなんだろうというところがこのバンドの魅力であり、僕なんかはまだ玄人の目線がないためが、なんでティンバランド(Timbaland)とかファレル(Pharrell Williams)とかがこのバンドをいい、いいとそんなに言うのかなぁと、そういうような感想を持っているんですが、ライナーノーツを読むと、ホワイト・ストライプス(The White Stripes)からアークティック・モンキーズ(Arctic Monkeys)などありとあらゆるバンドから尊敬され、誰もが競演を望み、彼ら自身のファンであるというようなことが書かれておりまして、私の中では落ち着きが悪いんですけれども、世間のそれだけの温度というのは認めざるをえないのかなぁと思ったりもします。ファレルがプロデュースしたナンバーがありまして、このナンバーはこのアルバムの中で異彩をはなっております。Tick Tick Boom。
メンバー自身がライナーノーツで、この「The Black and White Album」はすごく売れる。なぜならば、ビートルズ(The Beatles)の「White Album」は1100万枚売った、メタリカ(Metallica)の「Black Album」ブラックアルバムは1600万枚売った、だとしたらこのアルバムは黒と白をかけて1億7000万枚売れると。まあ、こういうバンドですよね。