音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の再結成を期にクラシックロックが盛り上がった説

world rock now 20081219

伊藤政則「今年は大物の話題のアルバムがたくさん出て、その中のアルバムでAC/DC。」

渋谷陽一「すごかったね。これね。」

伊藤「世界的にこのアルバムが話題になっているということもあるんだけれども、7~8年ぶりに出したアルバムなんですけれどね。」

大貫憲章「そんなに出していなかったんだ。なにやってたのその間に。」

伊藤「休んでた。」

大貫「いいなぁ。これは道楽ですか。」

伊藤「違いますよ。」

大貫「金がなくなった。」

伊藤「違う。練ってたんです。このアルバムですごいなぁと思ったのは、みなさんもご存知の通り7~8年ぶりだけれども何にも変わっていない。」

大貫「変わらないことの美学ですね。」

伊藤「そうですよ。だけど、どのアルバムもベストアルバムだったという過去に習えば、このアルバムもベストアルバムで、AC/DCはやっぱりすごいなと。」

大貫「過去のアルバムがすべてベストアルバムということに習うの?」

伊藤「習います。」

大貫「たまには特例はないの?」

伊藤「特例?ないです。」

渋谷「すべてが完璧なんだ。」

伊藤「完璧じゃないです。すべてがAC/DC流のロックンロールで染められていて軸がぶれない。」

大貫「最近よく軸がぶれないとか使うんだけどさぁ。」

渋谷「でも伊藤先生お言葉なんですけれども、前作はちょっとイマイチだったかなぁと。」

伊藤「前作もAC/DCです。なら、前作のStiff Upper Lipと今作のBlack Iceの違いを渋谷陽一流に言うとどうなるの。」

渋谷「ぜんぜん新作の方がAC/DCですね。」

伊藤「わかった。あんまり聞き込みが足りない。」

渋谷「前作はちょっと薄い感じがしたの。濃縮度が新作の方が濃いんだよね。本来的なAC/DCらしい、なんかちょっと彼ら自身もこの7年間のインターバルで気合をもういっぺん入れなおしたという。プロデューサーもよかったという。」

伊藤「ブレンダン・オブライエンさんだね。結構オーガニックな音を作る人ですよ。」

渋谷「この人との相性がよかったみたいな。私は前作と比べて新作の方が全然いいなぁと。」

伊藤「この新作がベストセラーを記録している理由は、ここ7~8年の間に世の中大きく変わったことはクラシックロックへの逆流というかクラシックロックという言葉が定着して、伝説的なバンドを見直そうという当時を知らない若い世代のファンが伝説のバンドを、これはヨーロッパが発信ではあるんだけれども。その中でAC/DCの新譜が出る、ツアーをやるということで、ツアーなんか即日完売。」

大貫「ツアーは分からなくもないんだけどさぁ。クラシックロックが今年のキーですか。去年も同じようなこと言ってたじゃないですか。」

渋谷「そんなことないよ。今年はそう。俺たちの時代なんだよ。」

伊藤「去年、ツェッペリンの時も同じようなことをいってたんじゃないの。」

大貫「言ってたね。」

渋谷「だからあそこからはじまったんだよ。」

大貫「その前じゃないの。ピストルズの再結成とか。」

渋谷「日本で唯一、ツェッペリンの再結成を喜んでいない大貫憲章さんには分からないでしょうけれども。あそこからだよ。ツェッペリンの再結成から時代はクラシックロックに。」

大貫「そうですか。」

渋谷「昔のことしか知らない俺たち三人の時代だから。」

伊藤「本当ですかぁ。」

渋谷「AC/DCをかましたいんですけれども、何をいったらいいでしょうか。」

伊藤「リードトラックのこの曲を行きましょう。AC/DCでRock N' Roll Train。」

 

伊藤「曲がかかっている間に重要な会議をしましたが、クラシックロックでもモダンなものに対する若いファンの再評価というか。」

大貫「AC/DCのこの曲はモダンなんですか。」

渋谷「モダンでしょう。ツェッペリンも分からないからAC/DCも分からないんじゃないの。」

大貫「どこがモダンなのか君らに説明してもらおうと思って。」

伊藤「モダンっていうのは、AC/DCは30年以上同じことをやってるけれども、風化せず現在でも成立するロックって、別にモダンテクノロジーを使っているわけじゃないけれども。」

渋谷「さすが伊藤さん。そうだよ。本当に伊藤さんが言ったとおり、時代的な普遍性というのがキーだと思いますね。」

大貫「それならチャック・ベリーも同じじゃないですか。」

渋谷「そうだよ。本当そうだよ。だから、クラシックロックの中でも風化してしまったものもあるけれども、そういう中でスタンダードとして残るAC/DC、ツェッペリン、クラッシュだってそうだと思いますが。」

大貫「ある種雛形は作れてるからね。」

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