音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)について

今回は「JAZZ」の第十一回「4人の巨人たち 」からソニー・ロリンズについてまとめます。

1、チャーリー・パーカーの死

 ・1950年代後半から1960年代のはじめ、ジャズは幅広い展開を見せながらも商業的にはかつての栄光を取り戻せずにいた。ベニー・グッドマンはジャズよりもクラシックを演奏することが多くなり、デューク・エリントンやカウント・ベイシーやディジー・ガレスビーはなんとかツアーを続けていたが昔ほどの人気は得られなくなっていた。このような苦しい状況から、ジャズをさらに発展させてゆこうと意気込む若者が登場した。その代表がソニー・ロリンズである。彼らは、ビ・バップの到達地点よりさらに先に進むべく、リズムやコード、ハーモニーなどに関する古い概念は次々と打ち壊されていった。

 ・ジャズの名の下にさまざまなスタイルが生み出されていったが、極端な多様性はジャズという音楽のアイデンティティーを不明瞭なものにする危険性もはらんでいた。1955年にチャーリー・パーカーが世を去って以降、発展と混乱をくりかえしながらジャズは急激な変化をみせることになる。

2、出生

 ・マンハッタンのウエストサイドで生まれる。セロニアス・モンク、バド・パウエル、コールマン・ホーキンスといった偉大な先輩達の家のすぐ近所であった。よって、ロリンズは彼らの音楽を次々と自分の中に吸収していった。

3、ライブ重視

 ・ソニー・ロリンズはレコードは人々をライブ会場へ連れ出す広告にしか過ぎずレコードの価値を信じなかった。その代わりライブでは、他のプレイヤーのように家で熱心に練習していたフレーズをそのまま弾くのではなく、ロリンズはその場で生まれた即興だけにすべてをかけ、ものすごい演奏を披露した。ロリンズのジャズの豊な伝統を弾きつぎながらも無限の創造力に溢れたソロ演奏は多くの人を魅了した。 

 

4、突然ライブを行わなくなる

 ・自分自身に厳しいロリンズは自分の演奏に満足していなかった。1959年、人気の絶頂にあったロリンズは突然ライブの演奏を行わなくなり、イーストリバーにかかる橋の上で一人黙々とサックスの練習をするようになる。戻ってきたロリンズは今までよりもさらにすごい演奏を披露するようになる。

5、リズム重視

 ・ソニー・ロリンズはジャズにとってメロディーよりもリズムの方がはるかに重要であることを理解していた。ロリンズはたった一つの音程を使って激しくスイングすることさえできた。彼はさまざまなリズムパターンと複雑なハーモニーを一つの音楽の中で見事に融合させた。

 

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