音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

文化系ハードコア、コンヴァージ (Converge)

20091120 

 コンヴァージでDark Horse。

 

 結成20年にして産み落とされた通算8作目にしてバンド史上最強のブルータル作という宣伝コピーがついていますけれども、結成20周年。長い歴史を持つバンドでありますけれども、ハードコアシーンにおいて高く知られているバンドなだけに、一般的にロックファン全員がこのコンヴァージに対してフォーカスの絞られたイメージを持っているのかというとそうではないと思います。ライナーノーツに的確に表現されていますが、「コンヴァージは本来、この種のハードコアの属性のように語られがちなマチズモとは無縁の、いわば文化系のバンドだ。タツゥーの入りまくった筋骨隆々の力任せの方向ではなく、ヒョロリとしたタイプのどこにでもいそうな青年が耐え難いほどの孤独や不安や恐れや悲しみに苛まれ、止むに止まれずに発する絶望にも似た情念の爆発こそがコンヴァージの衝撃の源だ。」ということなんですよね。文化系バンドという表現は非常に面白いなぁと思ったわけで、今の一曲目はどちらかというと新しいコンヴァージの形でありますが、本来的にはコンヴァージのハードコアな歪んだ音世界というのは、体にくるというよりは頭にくるというか、感覚にくる感じがあるんですよね。そこが独特であるし面白いと僕なんかは思うんですけれども、そんなコンヴァージのもっとも新しい肉体ではなく頭にくるハードコアを聞いていただこうと思います。ただ逆にいうと、こういうのを聞くとなかなか体力がいるぞという感じもしますけれども、彼らのある意味トリッキーな音楽世界、そしてそこの中に込められた前衛性や文学性みたいなものも感じられるナンバーではないでしょうか。Damages。

 

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