20101029
1980年代の二ール・ヤングはいろいろなことをやっていて、このテクノアルバムというか、打ち込みアルバムというか、ライブもすごく不思議な演出でやっていたんですけれども、二ール・ヤングというのはすごくリスクを恐れない、その時々で自分自身のイメージが本当にゼロベースに戻ってしまうようなハイリスクで大胆な音楽的なトライにどんどん挑戦していく。すごいですよね。その辺が二ール・ヤングの魅力になっております。今聞くとビックリしてしまうんですけれども、一時期打ち込みというかテクノにはまっていた時期があります。コロッと変わってしまうのも二ール・ヤングで、そんなのやっていたっけみたいな感じでまた本来のスタイルに戻るんですけれども、その辺の切り替えの見事さは実に二ール・ヤングが二ール・ヤングしております。Computer Age。