音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

最高のエンディングが訪れる法則とは?

20121026

1、考察

 (1)、アナログレコードの時代

 私は音楽評論家として、最高のエンディングが訪れる法則を発見しまして、それはたいしたことではないんですが、アルバムのラストナンバーが多いですよね。A Day In The Lifeもそうだし、Caroline, Noもそうだし、ライブアルバムでちょっと性格は違うかもしれませんがWhere Did You Sleep Last Nightもそうだし、そしてStairway to Heavenもそうだと思います。えっ、Stairway to Heavenはアルバムのラストじゃないじゃないって思われるかもしれませんが、これはA面ラストの曲なんです。特に、ビートルズ、ビーチボーイズ、そしてあえて言うならレッド・ツェッペリンというのは、昔のアナログ盤を聞いて、針を落として、エンディング曲が終わった時にターンテーブルから針を上げてという、非常にアナログな行為の中の、その物語性の中でアルバムのラストナンバーって存在しているんですよね。CDになるとアルバムのラストナンバーもへったくれもなくてすごくランダムに聞くようになってしまうんですけれども、そういうような物語の中でA Day In The LifeもCaroline, NoもStairway to Heavenもあのエンディングあったのではないのかと、そんな法則を発見して、特にビートルズとビーチボーイズについてはそんな感じがしました。そして、Stairway to HeavenもA面ラストという性格が非常に強いという感じがしますよね。A面って何十年ぶりに言ったのかなぁっていう言葉ですけれども。

 (2)、最近の傾向

 今のような非常にデジタルな楽曲の聞かれ方をすると、その中でエンディングに力を入れるという発想がだんだん薄れてきているのかなという気も正直します。でもやっぱりもういっぺんアルバムをトータルで聞くとか、一曲をその物語性で聞くとか、そういう聞かれ方も最近の新しい流れとして存在してきているのではないのかなと思います。それは僕はヒップホップの影響もあると思うんですけれどもね。ヒップホップが持つ言葉というものが、より一層、最終的な物語の完結を要求するような曲の作り方も最近増えてきていると思います。カニエ・ウェスト(Kanye West)のあのものすごい超大作は、本当に60年代70年代のアナログレコードの大作感が感じられて面白いなぁと思って僕なんかははまってしまったんですけれども、いろいろな意味でこのエンディングってロックやポップを考える上で重要なんだなと思いました。

2、実証

 (1)、原則

 The Beatles / A Day In The Life

 

 The Beach Boys / Caroline, No

 

 Nirvana / Where Did You Sleep Last Night

 

 Led Zeppelin / Stairway to Heaven 

 

 (2)、例外

  AC/DC / For Those About to Rock (We Salute You)

 

Comment

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
記事検索
スポンサーサイト
スポンサーサイト
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ