音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

世界の野外ロック・フェスティバル概観

20130830

1、グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)

 イギリスの代表的なフェスといえばグラストンベリー。1970年から続いているイギリスを代表する野外フェスで、ロンドンの南西に900エーカー(約3.6 キロ平方メートル)に及ぶ広大の農地、この農地のオーナーがやっているんですけれども、敷地内にサーカスやパフォーマンスなどいろいろなアトラクションがあって、本当に巨大なエンターテイメントイベントとなっています。2013年のヘッドライナーは一日目がアークティック・モンキーズ(Arctic Monkeys)、二日目はザ・ローリング・ストーンズ (The Rolling Stones) 、三日目はマムフォード・アンド・サンズ (Mumford & Sons)。ストーンズは半世紀を経てはじめての出演で、昨年から続くデビュー50周年ツアーの中で、グラストンベリーにも登場ということが大きな話題になりました。ロックというのはいろいろ変質してきていろいろな価値観の変化があるんだけれども、でもウッドストック的なものを持ちながらでもやはり2013年に対応するある意味すごく理想的なフェスの形をいまだに続けている、そういうすばらしいフェスなんですけれども、そこで2005年にコールドプレイ(Coldplay)が初めてグラストンベリーでトリをつとめた時の音源をきいていただきます。Politik。



2、レディング&リーズ・フェスティバル(Reading and Leeds Festivals)

 グラストンベリーと並ぶイギリスのレディング&リーズ・フェスティバル。もともとはレディングフェスと言っていたんですけれども、最近はロンドンに近いレディングと、マンチェスターに近いリーズの二都市で開催していて、それぞれアーティストは会場を日を変えて出演するというスタイルです。1998年まではレディングのみで開催して、1999年からリーズも含む現在の形になりました。2013年は三日間のヘッドライナーは、グリーン・デイ (Green Day) 、エミネム(Eminem)、ビッフィ・クライロ(Biffy Clyro)という豪華なメンツで行われたんですけれども、今回ここではニルヴァーナ (Nirvana)の歴史的なパフォーマンスを聞いていただこうと思います。ニルヴァーナはいろいろあって1992年1月にアルバム「Nevermind」と全米ナンバーワンに送り込んで、その後カートが体調を崩しまして、ツアーをキャンセルして6月からツアーに復帰したんですけれども、8月にカートはもういっぺんリハビリの施設に入っちゃって25日間のリハビリを経てこのレディングに出演ということだったんですけれども、本当に大丈夫なのみたいな感じだったんですが実際に出てきて、ステージがはじまったら車いすに乗って登場して、当然演出だったんですけれども、でも客席はどよめいたんですよ。そしたらバーンとはじまるというありがちな演出なんですけれども、そこで歴史的なパフォーマンスをやったというこれもフェス伝説の一つなんですけれども、そのナンバーを聞いてください。Breed。

 

 これもすごい演奏ですけれども、ドラムのデイブ・グロールすさまじかったですね。

3、コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)

 1999年にスタートしました。カリフォルニア州のインディオの砂漠地帯コーチェラ・ヴァレーで開催されている、これは本当にいまやアメリカの代表的なフェスになりましたけれども、今のロックシーンを代表する非常に強力なラインナップをそろえて、今年2013年のヘッドライナーは初日は週替わりでザ・ストーン・ローゼズ(The Stone Roses)とブラー(Blur)が担当して、二日三日目は一緒でフェニックス (Phoenix)とレッド・ホット・チリ・ペッパーズ (Red Hot Chili Peppers) がやったとそういう、今やもうアメリカのグラストンベリーという表現は変かもしれませんけれども、アメリカを代表する圧倒的に成功しているすごいフェスです。

4、ボナルー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Bonnaroo Music and Arts Festival)

 2002年にスタート。テネシー州ナッシュビルの広大な農園で開催されておりまして、土地柄、ジャムバンドとかルーツミュージックに特化したフェスとして始まりましたけれども、その後すごく大きくなりまして、コーチェラ、ロラパルーザと並ぶアメリカ三大フェスの一つと言われております。初日は主要ステージがオープンしないのでヘッドライナーは二日目からなんですが、2013年の二日目はポール・マッカートニー(Paul McCartney)、三日目がジャック・ジョンソン(Jack Johnson)、四日目はトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ(Tom Petty and The Heartbreakers)という、非常に多ジャンルのアーティストがヘッドライナーをやって、三日目のジャック・ジョンソンはマムフォード・アンド・サンズのベーシストが緊急手術のためにキャンセルして代わりにでたんですけれども、でもやっぱりこの中では二日目の登場のポール・マッカートニー。ワールドツアーをやって日本にも来ますけれども、そのポールがトリをやったというのもすごく今年のボナルーの事件だと思います。

5、ロラパルーザ(Lollapalooza)

 ジェーンズ・アディクション(Jane's Addiction)のペリー・ファレルの発案で、全米をまわるニューウェーブ、オルタナ、ヒップホップのすごく提案性の強いフェスだったんですけれども、本当に盛り上がって役割を果たしたのちに自分たち的にはもうこれでいいやと、やることはやったからという感じでいったん終わったんですけれども、その後また復活して、現在はまた固定的なフェスとしてそれはそれなりに評価があって、一つの重要なフェスとしていまだにサバイバルしているんですけれども、2013年のヘッドライナーは初日がザ・キラーズ (The Killers) とナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)、二日目はマムフォード・アンド・サンズとザ・ポスタル・サーヴィス (The Postal Service)、三日目はザ・キュアー (The Cure) とフェニックスというこれも非常に豪華絢爛です。

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