音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

ニール・ヤング(Neil Young)、最高級のデジタルサウンドと世界一ローファイなサウンドをつくる

20140613

中村明美「ニール・ヤングの新作を紹介したいと思います。ニール・ヤングはいつもラジカルなことをやって、世間を驚かせてきた一人だと思うんですけれども、今回発表した作品もまたユニークで、ジャック・ホワイトが経営しているレコード店があり、そこにユニークなものがいろいろあって、そのうちの一つがだれでもそこのレコードブースに入ってレコードを録音できるという世界一ローファイなレコーディングのブースがありまして、それはジャック・ホワイトが1947年に実際に使われていたレコーディングブースを買ってきて、それを店においていて、店を訪れた人は誰でも世界で一枚のレコードをそのブースで作れるというものなのですが、それをニール・ヤングがみつけてこれでレコーディングをしたらどうなるのかということでレコーディングをしたのが今回のアルバムになります。世界一ローファイな方法でレコーディングしたアルバムということで、これが非常にユニークな内容でして、カバーソングが今回は入っていて、「A Letter Home」というアルバムなんですが、彼は以前「Americana」というアメリカのフォークのカバーしたアルバムを出しましたが、内容的にはそのレコードの続きというような感じがする内容で、ボブ・ディランですとか、ウィリー・ネルソンだとかが入っているんですが、その世界一ローファイと言われる録音環境の悪い録音ブースで作ったということで、その効果がすごく面白くて、たぶんニール・ヤングが子どもの時とか若い時に聞いていたようなサウンドを聞いているような気分になったりですとか、若い時のニール・ヤングと今のニール・ヤングが会話をしているようなすごく興味深い作品になっています。ニール・ヤングは今音楽をデジタルで聞くという状況の中で、最高級のデジタルサウンドを自分で作り上げた人なんですけれども、それと同時にこういう面白いことをやり続けるという、いまだに時代を引っ張ってるなぁという感じがします。」

渋谷陽一「面白いですよね。本当にローファイな、それこそSPレコードのような音の感触があって、その音の感触の中で彼が昔から聞いている、それこそボブ・ディランであったりウィリー・ネルソンであったりっていう時代の音をまたもういっぺん歌っている、それがこういう音で再現されているという、二重三重のトリックというか批評性があって、不思議なレコードになっていて面白いですね。ニール・ヤングがブルース・スプリングスティーンのナンバーをカバーしたものを聞いてください。My Hometown 。」

 

渋谷「独特のニュアンスが出て面白いですよね。この録音方法がある意味すごく成功しているナンバーを聞いていただこうと思います。ウィリー・ネルソンのカバーでOn The Road Again。」

 

Comment

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
記事検索
スポンサーサイト
スポンサーサイト
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ