音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

アレックス・ロウ (Alex Lowe)に学ぶ、人生のシリアスな時期こそハッピーな曲を作るべきである説

20151218

大貫憲章「ハリケーン#1 (Hurricane #1)についてです。もともと、ハリケーン#1は90年代に活躍したライド(Ride)のメンバーが中心になって結成されたバンドです。当初はアンディ・ベル(Andrew Bell)、今はアレックス・ロウ (Alex Lowe)が中心となっていますが、アレックスが病気になって、病気を克服して、レーベルのアラン・マッギー(Alan McGee)の力を借りながらハリケーン#1を復活させたわけです。」

渋谷陽一「16年ぶりなんですね。」

大貫「そうなんです。」

渋谷「ガンだったんだけれども、それを克服してということで。」

大貫「音楽というものがそういう病魔を退けたのかもしれないなぁということもあって。「Find What You Love and Let It Kill You」という長いタイトルなんですけれども、要するに前向きなんですよ。全体的に。ほのぼのとしたものもあれば、ソリッドなものもあるんだけれども、今日聞いていただくのはその中の一曲で、アンディ・ベルもギターで参加しているんですけれども、Think of the Sunshineという曲で、とにかくわかりやすくてハッピーになれる曲だと思います。」

 

渋谷「資料を見るとアレックスがこの作品について発言していて、「化学療法や放射線療法を行う時、最後に望むことはそうした治療に浸りたい、という事なんだ。そして自分に同情するようになってしまうんだ。だからこそアルバムはダークではなくハッピーでなければならないと考えた。」と。だから、最も人生の中でシリアスな環境の中で作られたんだけれども、でも前向きな、こういうハッピーな曲にしたんだと。だからミュージシャンが作品について語る言葉も変わってきているよね。」

伊藤政則「そうだよね。病気とかと向き合ってるじゃない。」

渋谷「伊藤さんもおっしゃっていましたけれども、ロックを読み解くときの言葉、発想が多様になっていますよね。若いやつは昔から若者らしいことを歌っているんでしょうけれども、年齢を重ねてくるとこういう言葉になっていく。そして我々のように年齢を重ねてしまったロックファンにとっては、やっぱりこういう言葉はリアルに、シリアスに伝わってくる。」

大貫「ストレートに入ってくるからね。元気になって来年にはツアーにも出たいなんてことを言っているから、健康でツアーもやってくれればいいなぁと思っています。」
 

Comment

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
記事検索
スポンサーサイト
スポンサーサイト
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ