ラジオFMのメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

ピンク・フロイド(Pink Floyd)に学ぶ、バンドのベースとドラムはいい人が多い説

20160916

児島由紀子「来年結成50周年を迎えるピンク・フロイドの大規模な回顧展が来年から始まるんです。その発表会がロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館でありまして、ボウイ展が行われている所と同じところなんですけれども、来年の5月から開催されるんですよ。そのプレス用の発表があったので、それに出席してきました。今回の大回顧展はLIVE 8以来の、ロジャー・ウォーターズ(Roger Waters)、 デヴィッド・ギルモア(David Gilmour)、ニック・メイスン(Nick Mason)が関わっているんですね。だから当初はこの三人が揃うという噂があったんですよ。朝早くから私はカメラを持って駆けつけたんですけれども、現場についてみたらニック・メイスンしかいなかったと。」

渋谷陽一「ありがちなパターンだ。」

児島「これだけコラボをしてもデヴィッド・ギルモアとロジャー・ウォーターズは私生活ではコミュニケーションがないんですね。未だに。やっぱり顔を合わせるのは嫌だったんでしょうね。でも地下鉄を出て上を見たら豚が飛んでいたので、これはロジャー・ウォーターズが関わっているんだなとピンときましたけれどもね。豚の著作権ってロジャー・ウォーターズが持っていますので。」

渋谷「豚が空飛んでいると参加者はみんな大喜びしてたんじゃないですか。」

児島「そうですよ。世界中からカメラマン、ジャーナリストが大勢集まって、そういう中をかき分けて前に出てみたら、ニック・メイスンしかいなかったと。その後、オーガナイザーのスピーチとかがありまして、ニック・メイスンもスピーチをやったんですけれども、そのスピーチの第一声が「今日は出席できたメンバーが僕一人でごめんね」って。それを聞いて私はすべてを許してあげたくなりました。」

渋谷「いい人だよね。」

児島「ドラマーとかどんなバンドでもメンバー間の潤滑油ですからね。ドラマーやベーシストはいい人が多いって。」

渋谷「そうですね。」

児島「この人は普段から苦労しているんだろうなぁと思いまして。」



渋谷「なんとこのピンク・フロイドの回顧展に合わせて発表されます、ピンク・フロイドの超レア音源+映像の集大成、全27枚組限定ボックスセット「The Early Years 1965-1972」、27枚組ってすごいですけれども、WEB上にも映像がアップされておりまして、こんなすごいのがあるぞと言われている感じなんですけれども、キャリアの長いバンドなのでいろいろなものがあるのかもしれません。65年から72年という彼らの初期のいろいろな貴重な音源と映像が楽しめるようです。」 


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