音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)もライブバンドからのし上がっていった

1、ジミー・ペイジ(Jimmy Page)の新作はいつになったらリリースされるのか

20160930 

児島由紀子「つい最近「コンプリートBBCライヴ(The Complete BBC Sessions)」というリマスターシリーズをリリースしたレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)についてです。ジミー・ペイジ御大の記者会見がありまして、出席してきたんですよ。数百人のジャーナリストに交じって、日本人は私一人だったんですよ。だから、視聴会が終わった後のQ&Aセッションに期待していまして、最近いろいろな噂が流れているんです。」

渋谷陽一「どんな?」

児島「まずは、レッド・ツェッペリン関連の未発表音源が今回の「コンプリートBBCライヴ(The Complete BBC Sessions)」に収録されてもの以外にも残っていると。だから、今後まだ出てくる音源があるかもしれないと。もう一つは、初期ヤードバーズ(The Yardbirds)の未発表音源をちゃんとしたリマスターしてリリースしたいという発言もあったんですよ。ソロ活動が最近のリマスターの仕事で遅れていて、何時頃スタートするのかなぁと。今年だという説もあれば、来年という説もあったので、その辺を聞きたかったんですね。でもこの日のQ&AセッションはBBCの伝説的なDJにジョニー・ウォーカー(Johnny Walker)という人がいるんですけれども、彼の司会によるA Conversations with Jimmy Pageという形式で、我々ジャーナリストは聞くチャンスがなかったんです。」

渋谷「それを見てるだけなんだ。」

児島「そうなんです。行きのジャーナリストのバスの中では話題がこれで持ち切りで、私は隣に座っていたドイツ人の記者と一緒に、「じゃあ私がこれ聞くからあなたはこれ聞いてね」って相談までしていたんです。でもですね、この日のQ&Aセッションの終わりにジョニー・ウォーカーが「レッド・ツェッペリン関連の未発表音源はこれで終わりですよね。」って言ったら、「BBC Sessionsの関連はね」って言っていたんですよ。だからBBC関連以外ならまだあるってことなんだなぁって思ったんですよ。」

渋谷「すごいね。まだあるんだ。」

児島「だからまた来年あたり、西ロンドンのオリンピックスタジオでまた記者会見があるのかもしれませんよ。その時こそは聞こうと思っております。」

渋谷「ソロ活動については特に話題はなかったんですか。」

児島「ソロ活動についての質問はこのBBCのDJはしなかったんですよ。今回はリマスターのリリースだからこれ関連ばっかりで。ただ、最近のメディアで読んだ記事によると、延び延びなっているので、今新しいバンドのメンバーを集めてる最中みたいですよ。」

渋谷「いつもそんなこと言ってるよね。」

児島「天国への階段の訴訟問題とか、リマスター関連の編集の仕事とか、いろいろなブート屋を周って未発表音源を発掘して回ったりで、すごい時間がかかって、ソロ活動までは手が周らないかったみたいですね。」

渋谷「サクサク始めてもらいたいですけれどもね。」

児島「だから、具体的な所では来年からみたいですよ。でもその前にヤードバーズの音源もでるかもしれないですよ。」

渋谷「私はリアル世代なので何でも知っていてうれしいですけれども、未来に向かって生きてほしいですよね。」

児島「そうですね。」

渋谷「インタービューでは新作について答えてくれんかったんですね。僕がやった一番最近のインタビューでは、「レッド・ツェッペリンをいろいろ仕事をやって忙しかったけれども、これからは新しいことにどんどん挑戦して行って、それを楽しみにしてくれよ」とすごく胸を張ってジミー・ペイジさんはおっしゃっていて、私も「それは楽しみですね」って言ったんですけれども、どうなっちゃったんだろうなぁ。正直ヤードバーズの秘蔵音源よりはジミー・ペイジの新作をを聞きたいと思います。」

 2、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)もライブバンドからのし上がっていった

20161007 

 レッド・ツェペリンのリリースされました「コンプリートBBCライヴ(The Complete BBC Sessions)」。ロンドン情報で児島さんにレポートしていただきましたけれども、もともとレッド・ツェッペリンの「コンプリートBBCライヴ(The Complete BBC Sessions)」はCD化されていたんですが、今回ジミー・ペイジがいろいろ新しい音源を探して、三枚組のCDセットになったんですけれども、CD3はこれまで発表されたことのないレッド・ツェッペリンのBBCでのライブ音源がおさめられていると。これが非常にいいんですね。本当に初期のレッド・ツェッペリンってこういうバンドだったんだなぁという生々しさが伝わってくる、そういう音源になっています。ビートルズの「LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL」でも言いましたけれども、レッド・ツェッペリンにせよザ・ビートルズ(The Beatles)にせよ、ライブで叩きあげてきた、そういうバンドであります。そして、デビュー当初から天文学的なセールスを誇るバンドであったのではなくて、そこら辺のライブハウスでやっているいちロックバンドにすぎなかったわけです。そこからどんどんステップアップしていって、これから100年、200年と語り継がれるであろう歴史的なバンドになっていったわけですけれども、当初の生々しい佇まい、日本のそこら辺りのライブハウスでみるロックバンドみたいなレアなグルーブがこのBBCの音源の中におさめられていて、レッド・ツェッペリンの初期ってライブバンドでこうだったんだなぁと、だいたいみんな知らないと思いますけれども、1968年、1969年の頃はレッド・ツェッペリンってあまり名前が知られていなくて、お前らニュー・ヤードバーズでやっとけみたいな、そういう扱いであったわけでございます。そんなレッド・ツェッペリンの本当に初期の、バンドの佇まいは新人バンドの若々しいものだけれども、でも鳴っている音はすごいなという、そういうライブを聞いていただきたいと思います。Communication Breakdown。


 
 ジミー・ペイジが四人でグループを結成して最初の音を鳴らした時に「なんなんだこれは。自分達でもよくわからないけどすごくない。」って思ったというのがよくわかりますね。同じ時のセッションでもう一曲聞いてください。What Is and What Should Never Be。



 これが新人バンドとして出て来たら、それは腰を抜かしますよね。私も高校生の頃ヤードバーズが解散して、ヤードバーズのギタリストのジミー・ペイジが新しいバンド、レッド・ツェッペリンというバンドを結成して、それの映像が届きましたといってCommunication Breakdownを見たときのその衝撃たるや凄いものでした。レアな音源はたくさんあるんですけれども、続いて聞くのがSunshine Woman。この時のセッションが、1969年3月19日のものなんですけれども、これは放送されたマスターテープが残ってなかったのですが、オンエアーのエアチェック音源があって、それを掘り出してCD化したという、非常にレア中のレアなナンバーを聞いていただこうと思います。Sunshine Woman。



 当時は当然のことAMでの放送なので音質的には厳しいものがありましたけれども、それがまた臨場感を与えていてすごいものでございました。ジミー・ペイジはこういうレア音源の発掘に命をかけているんですけれども、新しい音源の方もよろしくお願いします。


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