音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

ノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)の才能は父親に叩き込まれた説

20161014 

児島由紀子「二日間で25万人を動員したオアシス(Oasis)のネブワースライブを覚えていますか。あれから二十周年記念ということで、新しいドキュメント映画「Supersonic」が公開されるんですね。日本でも12月に公開されるんですけれども、イギリスでは10月にプレミアがロンドンであって、リアム・ギャラガー(Liam Gallagher)も参加したQ&AがUK中の劇場に生中継されたんですよ。映画の後に。すごく混んでまして、さすがオアシスの人気はすごいなぁと思いました。今回の映画のプロモーションにはノエル・ギャラガーは関わっていないんですね。ノエルは再結成に対しても非常に消極的なわけじゃないですか。自分のソロが成功しているから。それと、ポール・ウェラー(Paul Weller)に再結成をしたら絶交するって言われているもんだから。非常にノエルは消極的で、今回のプロモーションには一切かかわっていないんですよ。それで、ファンからの質問でも、「今日ここにノエルがいないのはなぜですか、寂しくないですか?」って聞かれたら、リアムは普段のうっ憤を晴らすようにすごいノエルに対するディスりを展開しまして、「今頃デカい邸宅でふんぞり返って豆腐でも食っているんだろう」って。豆腐というのはイギリスではトレンディーな、中産階級の人が食べるシンボルみたくなっているんですね。」

渋谷陽一「おしゃれな食べ物ということなんですね。」

児島「だからスノッブになっているんだろうっていうディスりが、非常に場内でうけまして。ファンとしても半分それを期待して聞いているわけですよね。だから大盛況で、映画以上に盛り上がっていました。で、映画も非常に感動的なんですよ。デビュー以前の映像でこんなものがあったのかみたいな。ノエルが昔インスパイラル・カーペッツ (Inspiral Carpets)のローディーをしていたのはご存知ですよね。その頃の貴重な動画とかあるんですよ。打ち上げ会でインスパイラル・カーペッツのClint Boonにお尻を叩かれている所とか、クリエイション・レコーズ (Creation Records) のアラン・マッギーが彼らを発見してレコード契約をしたグラスゴーのライブの映像も残っていたんですね。」

渋谷「じゃあファンにはたまらないですね。」

児島「そういう昔の映像を、ノエルとリアムの証言ナレーションで綴っていくんですね。兄弟のお父さんが非常に家庭内暴力とか、外で女を作ったりする最低のお父さんがいたことをご存知だと思いますが、その件についてノエルがこんなことまで言うのかというくらい深く突っ込んだ証言とかもあって、その場面で私は泣いてしまいました。三人の兄弟の中で最も叩かれたのがノエルだったらしくて、俺が内向的になってギターや音楽に逃げるようになったのは親父に一番叩かれたおかげだから、自分の才能も親父に叩き込まれたものだって。」

渋谷「今だから言えることですよね。」

児島「泣いてしまいましたよ。その場面。」

渋谷「それはファンにもものすごく受けるところですね。」

児島「そういう証言がたくさん出てくるんですね。だから、笑って泣かせる、まさにオアシスという映画でした。」

渋谷「じゃあ公開して大ヒットですね。」

児島「大ヒットでしょう。ファンにとってはたまらないですよ。」

渋谷「日本での公開も待ちたいと思います。Acquiesce。」



渋谷「児島さんが言った、笑って泣かせるオアシスはまさにその通りだと思うし、バンドやアーティストというのはる意味メロドラマ的な物語というのは常に付随していた、だからこそ感情移入ができるという側面があると思います。」

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