音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

ロビー・ウィリアムズ(Robbie Williams)に学ぶ、エンターテイメントとは何か?

20161202 

 ロビー・ウィリアムズでPretty Woman。 

 

 ソングライティングチームにエド・シーラン(Ed Sheeran)を迎えての非常によくできたポップナンバーだと思います。ロビー・ウィリアムズは言うまでもなくイギリスを代表するスーパースターで、出すアルバム出すアルバムがとにかく売れまくり、そして各賞を独占し、ライブにおいてもものすごい動員を誇っている、そういうアーティストで、マッチョで脂ギッシュな雰囲気にすごいなぁというイメージがあるんですけれども、実は彼は非常に繊細な人で、自分自身の有り様、そして周りとの軋轢、その中でほとんど鬱状態になって部屋からでなくなって、かなり内面との苦しい戦いをやってきた人でもあるんですね。そういう戦いの中から、自分としてはこういうキラキラしたエンターテイメントを繰り広げるんだという所に自分を追い込みながらやっていると、そういうキャラクターのアーティストです。今回は、まさに彼のそういう方針がアルバムのコンセプトになっていて、The Heavy Entertainment Show。なぜこの作品を作ったのかについてロビー・ウィリアムズ自身の言葉がありまして、

  僕が子どもの頃から親しんできたテレビ番組は、同時に何千万人の人がいっしょに視聴している。大勢の人たちが同じ番組を共有する。それがLight Entertainmentだ。それは時に間違ったとらえ方をすることもある。僕にとってそれは、Heavy Entertainmentだった。僕は自分のアルバムでそれをやってみたいとおもったんだ。何百万人もの人達と同じ体験をする。ライトやステロイドで強化したエンターテイメントの媒体を通してね。The Heavy Entertainment Showとは地球上のありとあらゆる瞬間であり、僕らは誰もそのショーの登場人物なんだ。

 すごく正しく、ショービジネスというかロックというかポップミュージックをとらえて、その中に自分の役割をちゃんと位置付けている、そんな手ごたえのある彼の言葉だと思います。そしてこのアルバムの最初のシングル曲がParty Like a Russian。この曲はロシアで俺たちの事を冷ややかに見ているのではないのかということがニュースで取り上げられたくらい、問題作なんですけれども、それを第一弾にするところが、まあ聞けばわかるので聞いてみましょう。Party Like a Russian。

 

 これがファーストシングルって結構挑戦的ですよね。実にロビー・ウィリアムズらしいという感じなんですけれども、エド・シーラン以外にも注目すべきソングライティングチームを導入しているんですけれども、次はルーファス・ウェインライト(Rufus Wainwright)。距離感がありそうだけれども、でも近いよなぁと思えるキャスティングだと思います。彼のよさ、そしてルーファス・ウェインライトのよさの両方がでたナンバーだと思います。Hotel Crazy。

 

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