ラジオFMのメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)、実はいい人だった

20161229 メタルゴッドJP 2016より伊藤政則氏です。

 リッチー・ブラックモアが19年ぶりにハードロックに復活して、リッチー・ブラックモアズ・レインボー(Ritchie Blackmore's Rainbow)名義で、ドイツで二回、イギリスで一回コンサートを行って、今年が成功したんで来年の6月からUKでコンサートをすることが決まりました。しかもこのバンド、全く無名の若いボーカリストロニー・ロメオ(Ronnie Romero)という、南米出身で現在はスペインで活動をしているボーカリストを起用し、それからキーボードがイェンス・ヨハンソン(Jens Johansson)、あと二人のリズム隊は自分のブラックモアズ・ナイト (Blackmore's Night)からという構成メンバーです。リッチー・ブラックモアが復活するなら何が何でも見てみたいという人たちが世界中から集まって、ドイツのフェスティバルは売り切れ、イギリスバーミンガム公演も売り切れ、とにかく売り切れ続出で、みんなリッチーのハードロック回帰を待っていたという。リッチーは「いや、俺はもうフォークタッチの中世音楽に傾倒したブラックモアズ・ナイトをやっているから嫌だ」と言ったみたいですけれども、プロモーター筋や関係者が「いや、やるべきだ」と。それで「じゃあやるか」くらいの感覚で立ち上がったら、ソールドアウトになって、だから来年またツアーをするという。そのドイツで行われた二回の公演をおさめたライブアルバムがリリースされていますので、そちらから聞いてみましょう。Over the Rainbow、そしてHighway Star。

 ロニー・ロメオはまだ無名の若いボーカリストなんですけれども、今年ラウド・パークで来日しました。その時にお会いして「リッチー・ブラックモアから相当しごかれたでしょ」って聞いたら、「いや、あんなにいい人はいない」って。君は違う人に会っていたのではないのかと思いましたけれども、本当にそう言っていました。

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