音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

ポップミュージシャンは時代の証人である説

20170623 
 
 ベンジャミン・ブッカー(Benjamin Booker)とケイティー・ペリー(Taylor Swift)が「Witness」というタイトルのアルバムをほぼ同時に発表したということは、僕はすごく印象的だし、両方ともすばらしいアルバムだったし、両方とも社会にどうポップアーティストとしてコミットしていかなければならないのか、その中でどのような作品活動をやっていかなければならないのかという、明確な問題意識をもった作品だったのがすばらしいなぁと思います。そこで、ジェイムズ・ボールドウィン(James Baldwin)の言葉からなのかもしれませんけれども、タイトルとして「Witness」と出たということは、これもまた象徴的で、つまり簡単に言ってしまうと、ポップアーティストというのはどういう存在であればいいのか。傍観者ではありたくない、むしろそれは時代の証人として自分達は生きなければならないと。ポップアーティストというのがどういう役割で、現実的に政治家ではないわけですから、現実を変えるとかなんとかよりも、自分達自身が作品活動によって、何をやるのか。アジテーションとかそういう要素もあるのかもしれませんが、自分達のやることはまさに「Witness」、証人として時代のもっともヒリヒリとした断面を切り取っていくという作業であるというところから、同じタイトルのアルバムが登場したということは、僕は全然偶然ではないし、アメリカの大統領がかわってから、こういうすごくクリアなメッセージをが続いているとうのも、全然偶然じゃないと思います。

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