音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

リヴァース・クオモ(Rivers Cuomo)、荘子に影響をうける

20171110

 ウィーザー(Weezer)でMexican Fender。



 ウィーザーの新作が、前作の「The White Album」から一年のインターバルをもって発表されました。アルバムのタイトルは「Pacific Daydream」。このアルバムタイトルをつけたきっかけとなったのは、リヴァースが荘子の一つのエピソードに感銘をうけて、そこからこのタイトルを思いついたそうです。どういう話かというと、「胡蝶の夢」という有名な話で、荘子がある日夢を見て、夢の中で蝶になって、ものすごく楽しく飛び回っていて、自分が荘子であることを忘れてしまった。目覚めた時に荘子は自分に戻って、自分が蝶の夢を見ている人間だったのか、それとも本当は自分は蝶で人間であることを夢見ているのか分からなくなってしまった。つまり、何がリアルで何がリアルではないのか、その根拠というのは何であろうということを疑った、考えれば奥の深い話でありますけれども、ポップなデイドリームに今回のアルバムはなっているとそんな感じで、リヴァースはこのタイトルをつけたのかもしれません。もともとは「Black Album」という凄いタイトルで考えていたわけですけれども、もともと前作からウィーザーはポップで胸キュンなメロディーの本来的なサウンドに戻っているわけですけれども、今回はそうではない方向に行こうとしたんだけれども、結局今聞いていただいたようなやはりウィーザーらしいサウンドになったと。そして、これって何なんだろうと考えた時に「胡蝶の夢」という一つの荘子のエピソードから思いついたのかもしれません。Sweet Mary。



  夜になると幽霊が出る
  雷が鳴り響き稲妻の光が彼女に続く
  どこにいても彼女はキレイさ
  だけど僕は彼女に触れられない
  彼女は死んでしまうだろうから
  だから彼女が素敵な場所に連れてってくれる
  僕は笑顔で見つめているだけさ

 という非常に白昼夢というかデイドリームな歌詞なんですけれども、こういう歌詞が多いです。続いてもう一曲Get Rightという、これも美しいウィーザーの王道のナンバーを聞くんですけれども、

  僕は一人で時を過ごしてきた
  やれたかもしれない物事について考えてきた
  一人きりだと辛くなる
  こんな風になるなんて思いもしなかった
  君の写真を並べて祭壇を作った  
  真実に近づこうと必死に頑張った
  でも見るのが怖くなる
  何かを選ぶと他のすべてを失うような時は
  分かってる
  君はあそこにいて僕を待っている
  でも僕は自分がちゃんとやれるかどうかわからない
  分かっている
  君はあそこにいて僕を待っている
  でも僕は自分が切り抜けられるかどうかわからない
  うちの犬に向けて歌いながらずっとお祈りをしておくれ
  美しい蜃気楼のように消えたりしないでおくれ

 ウィーザーでGet Right。



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