Kenrocks Nite - Ver. 2 20170511 解説は大貫憲章氏です。
大貫憲章「ヤードバーズ(The Yardbirds)は現在もやっております。来日も結構しているんですよ。ただ、オリジナルメンバーはドラムのジム・マッカーティー(Jim McCarty)だけかな。」
Katchin'「よくあるね。ドラムの人だけがオリジナルであとは全然知らない人っていう昔のバンド。」
大貫「まあ、オリジナルが一人でもいればいいかっていう感じですけれどもね。」
Katchin'「オリジナルメンバーがいなかったら逆にヤードバーズって言えないもんね。」
大貫「息子がやったらどう。」
Katchin'「レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の再結成でのジョン・ボーナム(John Bonham)の息子みたいな感じでね。あれはみんながいたからいいかもしれないけれどもね。」
大貫「息子じゃやっぱりダメかな。」
Katchin'「ダメじゃない。」
大貫「ジム・マッカーティージュニアとか。」
Katchin'「ようは商標を自分持っていて、それを遺産として受け継いでいるのならば、法律的にはできるんでしょうけれども、音楽は法律で聞くわけではないんで。」
大貫「アメリカでは同じ名前で活動しているバンドやコーラスグループが腐るほどいるって言いますけれどもね。」
Katchin'「プラターズ?」
大貫「プラターズだけじゃないみたいですよ。いろいろなグループが、50年代のドューワップとかも含めてロックバンドみたいなのもいくつもあります。」
Katchin'「一瞬参加した人が語っちゃうわけですね。」
大貫「商標がはっきりしている所はできないんだけれども、有耶無耶な所はまあいいかっていう感じで。」
Katchin'「プラターズは何個もいるんだよね。」
大貫「らしいね。全米四カ所で同時公演とかありえないことが起こっています。」