音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

10ccはいかにサウンドにこだわっていたのか

Kenrocks Nite - Ver. 2 20170518  解説は大貫憲章氏です。

10ccでGood Morning Judge。



NAOKI「この時代(1977年)にはまだデジタルはないじゃないですか。生演奏、まあオーバー・ダビングも含めて、でも生演奏の楽器だけでやっているのに、ドラムにも他の楽器のかぶりがない音という感じで、スネアの音もちょっと打ち込みっぽかったりとか、すごい細部まで考えてレコーディングやっている感じがするよね。」

KUMI「するね。」

Katchin'「多分、この時代はみんなスネアがあまり響かないような音が流行ってきていたんです。パンクのスネアもそうなっていたんです。」

大貫憲章「じゃあ、その頃の流行りの音なのね。」

NAOKI「ミュートをするんですね。ガムテープとかをスネアに張ったりしてね。響かずザっと音が切れるように。1980年代くらいになると、オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)のCrazy Trainとかあそこらへんもペタっというスネアの音だったりとか、時期によってありますよね。100ccのこの曲はもうちょっと前ですけれども。」

大貫「俺はそういうのは全然分からないですけれども、プロデューサーによってバンドが劇的に変化するということもあるじゃないですか。例えば、ジャック・ダグラス(Jack Douglas)というエアロスミス(Aerosmith)とかをやった方がいますよね。あの人がやったアルバムとその前のアルバムだとサウンドが違いますよね。全体的な力感とか奥行きとかが。」

NAOKI「ありますね。」

大貫「プロデューサーが技を使うんでしょうけれども、俺はどういう技を使っているかは分からないけれども、ただ漠然と音がよくなっているなぁ、かっこいいなぁ、立体的になっているなぁと思うだけですけれども、そこをさらに。」

NAOKI「エンジニアによって変わるよね。」

KUMI「変わるね。」

大貫「ボブ・エズリン(Bob Ezrin)とか。アリス・クーパー(Alice Cooper)の新しいアルバムはボブ・エズリンがまたやっているんですけれども。」

NAOKI「エアロスミスも後期に入ってくるとブルース・フェアバーン(Bruce Fairbairn)とかちょっとハードロック系な人がやるんですけれども、急にジョー・ペリー(Joe Perry)の音の強弱がなくなるんです。マイクの拾い方だとか。」

大貫「そうなんですか。気にするんじゃなくて、聞いたときにそう分かっちゃうの?」

NAOKI「あれ、音変わったなと思って、クレジットをみると。」

大貫「片桐さんはそういうこと気にして聞きます?」

Katchin'「1989年のラモーンズ(Ramones)の「Brain Drain」でビル・ラズウェル(Bill Laswell)にプロデューサーが変わった時、全然音が変わったじゃないですか。めっちゃメタルっぽくなりましたよ。ディー・ディー・ラモーン(Dee Dee Ramone)が抜けた時のアルバムでビル・ラズウェルになったんですよ。しかも、1981年の「Pleasant Dreams」の時は、グレアム・グールドマン(Graham Gouldman)がプロデュースをやたんですよ。」

大貫「それは知ってる。グレアム・グールドマンは。フィル・スペクター(Phil Spector)はやってないの。」

Katchin'「それは前の「End of the Century」です。」

大貫「それは俺も分かったんだけども、ビル・ラズウェルってヒップホップ的な人だったよね。」

Katchin'「まあ、そういうこともありますが、割とその時代の新しい音楽をやっていた人だと思います。」

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