音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

AORについて ドゥービー・ブラザーズ (The Doobie Brothers)

 今回は、「今日は一日“AOR”三昧リターンズ」よりAORについてまとめます。解説は、金澤寿和氏です。
 
 ドゥービー・ブラザーズは1976年にドラスティックな変化を遂げたバンドです。ドゥービー・ブラザーズというと、Listen To The MusicとかLong Train Runnin'とかChina Groveとかアメリカの大陸的な、ちょっとドライでほこりっぽいような、そういうサウンドが特徴でした。




 しかし、1976年にドラスティックに変化して、いわゆるAORサウンドに変わっていくんですね。その辺の曲を二曲紹介したいと思います。Takin' It To The Streets、そしてWhat A Fool Believes 。



 これもブルー・アイド・ソウル(Blue-Eyed Soul)の一つの形なんですけれども、マイケル・マクドナルド(Michael McDonald)の声がすごくスモーキーな感じですし、ピアノのリフもこの当時の音楽シーンで一世を風靡しました。この当時は、前期のリーダー格だったトム・ジョンストン(Tom Johnston)がちょっと病気になって、その間にサポートメンバーだったマイケル・マクドナルド(Michael McDonald)がサポートとして入ってきたんですけれども、よかったのでそのままメンバーになりました。そして逆に、1976年の「Takin' It To The Streets」というアルバムでは、彼がリーダーシップを発揮してしまいました。前期のファンからは、マイケル・マクドナルドが乗っ取ったみたいなことを言われるんですけれども、マイケル・マクドナルドと言う人はものすごく謙虚な人で、決してそんなことはないと思います。ただ、このTakin' It To The Streetsは全米13位で、前期に負けない大ヒットをしまして、そしてもう一枚1977年に「Livin' on the Fault Line」というアルバムを出し、1978年には「Minute by Minute」という大ヒットアルバムを出し、1979年にWhat A Fool Believesが全米ナンバーワンになりました。しかも、1979年度のグラミー賞のレコード・オブ・ザ・イヤー、ソング・オブ・ザ・イヤー、ベスト・アレンジ、ドゥービー・ブラザーズもベスト・ポップグループに選ばれました。これは全部、マイケル・マクドナルドの功績といってよいと思います。この1979年の唯一逃した大きな賞の、アルバム・オブ・ザ・イヤーがビリー・ジョエル(Billy Joel)で、最優秀新人がリッキー・リー・ジョーンズ(Rickie Lee Jones)、そしてR&Bグループの最優秀賞をとったのが、アース・ウィンド・ファイアー(Earth, Wind & Fire)で、R&BソングがAfter the Love Has Goneでデヴィッド・フォスター(David Foster)、ジェイ・グレイドン(Jay Graydon)、ビル・チャンプリン(Bill Champlin)という、AOR全盛期でした。ドゥービー・ブラザーズのファンは、前期派と後期派に分かれますけれども、どちらにもファンがいますので、すばらしいグループだと思います。最近は前期の感じで再結成をやっていますけどもね。

 cf.前期のファンの渋谷陽一氏は、以下のように論じています。違いが面白いですね。

ドゥービー・ブラザーズ (The Doobie Brothers) はマイケル・マクドナルド(Michael McDonald)が加入してドゥービー・ブラザーズではなくなった説

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