音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

AORについて トミー・リピューマ(Tommy LiPuma)

 今回は、「今日は一日“AOR”三昧リターンズ」よりAORについてまとめます。解説は、金澤寿和氏です。

 トミー・リピューマというプロデューサーを紹介したいと思います。もう齢77歳で、ヴァーヴ・レコード(Verve Records)の会長をやっています。デイヴィッド・フォスター(David Foster)がその下のCEOです。この人はもともと1960年代にA&Mレーベルで、クロディーヌ・ロンジェ(Claudine Longet)とかクリス・モンテス(Chris Montez)とか、ああいうソフトポップスみたいなもののプロデューサーをやっていました。そのあと自分でレーベルを起こしたりとか、あるいはメジャーレーベルのスタッフプロデューサーになって、いろいろなアーティストをプロデュースして送り出しています。ニック・デカロ(Nick DeCaro)とかベン・シドラン(Ben Sidran)とかデイブ・メイソン(Dave Mason)も、トミー・リピューマの下でアレンジャーとして働いていました。AORというかプレAORのアーティスト達も、この人の下で全部アルバムを作っているという方です。特に、1976年という時代にこの人はすごい動きをしていまして、その代表格がジョージ・ベンソン(George Benson)の「Breezin'」というアルバムです。ジョージ・ベンソンはこれまでは、ジャズ/フュージョン系のギタリストでちょっとだけ歌うという感じでしたけれども、トミー・リピューマがプロデューサーについて、This Masqueradeという曲を歌わせて、ドカンとヒットして、ジョージ・ベンソンが大物になりました。同じ年に、マイケル・フランクス(Michael Franks)とアル・ジャロウ(Al Jarreau)も手掛けているんですね。だから、ジャズ系の人をもっとポップにフィールドに出させてあげるという仕事をした人です。もともとジャズ系のプロデューサーなんですけれども、それにいかに都会的なポップスをやらせるのかということを切り開いた人です。マイケル・フランクスでMonkey See Monkey Do、アル・ジャロウでRainbow In Your Eyes。


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