音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

AORについて エアプレイ(Airplay)

 今回は、「今日は一日“AOR”三昧リターンズ」よりAORについてまとめます。解説は、金澤寿和氏です。

 エアプレイでCryin' All Night。



 1980年に「Romantic」を発表したエアプレイは、日本のAORシーンをひっくり返したバンドです。プロのミュージシャンとかアレンジャーとか、アマチュアの楽器少年など、サウンド志向の人達が、みんなエアプレイでひっくり返りました。それだけ緻密な音楽を作っていました。曲もいいですし。ジェイ・グレイドン(Jay Graydon)やデイヴィッド・フォスター(David  Foster)の知名度も、ここで日本で上がりました。日本でのみ大成功したといっていいと思います。アメリカではレコードはもちろん出たんですけれども、あまりプロモーションしてもらえなくて、ほとんど売れませんでした。日本では、プロ志向の人とか、音楽的に耳の肥えた人が騒ぎ出して、非常に知名度が上がって、シングルヒットとかは特にないんですけれども、ちょっと音楽に詳しい人はみんな知っているという状況になりました。この頃、アレンジャーはみなエアプレイにはまりましたから、日本の歌謡曲とかニューミュージックはみなエアプレイみたいなアレンジになったという、いろいろなシンガーの曲が、これはエアプレイじゃないか、これはTOTOじゃないかと、そういう状況になりました。ただ、逆をいうと、これまではブルー・アイド・ソウル的なAORが主体だったのが、ここからTOTOとかエアプレイとか、割とロックよりになっていきます。ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)のBreakdown Dead Aheadなんかもロック的でしたが、こういう時代になってきます。わりとディスコよりだったブルー・アイド・ソウル的なAORが流行っていた流れが、この1980年代からロックに寄っていきました。それと同時に、言葉もソフトアンドメロウとか呼ばれていたのが、AORという言葉に置き換わっていきました。それがちょど1980年代に入った頃のことです。

Comment

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索
スポンサーサイト
スポンサーサイト
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ