音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

AORについて レア・グルーヴ(Rare groove)

 今回は、「今日は一日“AOR”三昧リターンズ」よりAORについてまとめます。解説は、金澤寿和氏です。
 
 1980年代の終わりに、AORリバイバルがありましたが、これは1980年代初頭のAOR全盛期を知っている世代が懐かしむ形でリバイバルが起きたんですけれども、これは1990年代半ばくらいにはしぼんでいってしまいました。これと入れ替わって、1990年代後半にレア・グルーヴ、日本で言うとフリー・ソウルという言い方があると思いますが、そういう若い世代が今度はAORに目を向け始めました。クラブが舞台ですから、何よりも踊れること、また踊るまではいかなくてもリズムにのれることなど、心地よさを求める感じですね。若い世代がAORを再評価するようになってきます。彼らは世代的にリアルタイムを通っていませんから、ものすごく新鮮に感じたことがあったと思うんですけれども、これでAORの再評価が始まって、1980年代のロック系の音とは違う、むしろ1970年代の初めの頃の、ソフトアンドメロウの音で踊るという感じで、いわゆるブルー・アイド・ソウル系の音楽がいっぱい再評価されました。DJ達が掘る時代なので、当時全く目を向けられなかったレア盤とか、それこそ自主製作盤だとか、こういうレア盤もどんどん発掘されたりして、全く違った切り口で、AOR的な音楽が再評価されました。丁度この時期に私も『AOR Light Mellow Remaster Plus』という本を出して、はまったのは、リアルタイム派のAORだけじゃなくて、クラブ世代の切り口も盛り込んだことで、結構評判がよかったです。そういったものを紹介したいと思います。まずは再評価の代表格と言っていい、ジョン・バレンティ(John Valenti)。白いスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)なんて言われますけれども、1976年のAnything You Wantです。この曲は1976年に全米トップ40に入っているんですけれども、当時日本ではあまり知られていなくて、逆に再評価されてアナログ盤の値段がいきなり五桁に上っていったということがあります。もちろんCD化もされたんですけれども、それを最初に聞いていただきます。続いておかけするのはJaye P. Morgan。お色気系のジャズシンガーだったんですけれども、実はこの人が1976年にデイヴィッド・フォスター(David Foster)のプロデュースでアルバムを出しているんですね。これはデイヴィッド・フォスターの初めてのフルアルバムプロデュースなんですね。これもメチャクチャレア盤で、僕が本に載せたころはアナログ盤が五桁の真ん中くらいの値段になっていましたね。これも再評価されて、そのあとCD化されたんです。Keepin' It To Myself。



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