ラジオFMのメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

悲惨な幼少期を送った子は創造性が向上する説(3) プリンス(Prince)

金髪先生第84回 解説はドリアン助川氏です。

 プリンス。このような名前を聞くと、こんな芸名つけちゃって、クイーン(Queen)か何かに対抗したのかみたくおもいますが、この人はこれが本名なんです。本名は、プリンス・ロジャーズ・ネルソン(Prince Rogers Nelson)。お父さんはジャズのバンドマンだったんです。プリンス・ロジャー・トリオというジャズバンドをやっていた、そこから名前をとったんです。5歳の時にお父さんのステージを見て、音楽ってすごいわぁって思ったんです。こんなにみんな喜ぶのかって。お父さんはジャズピアニストなので、お家にピアノが置いてあります。ところがそのピアノを触らせてくれなかったんだって。子どものおもちゃじゃないって。1965年に両親が離婚してしまいます。お父さんは家を出てしまって、残ったのはピアノ。もう触っちゃダメだって怒る人はいない。ということで、ここで初めてプリンスは、ピアノを通じて音で遊び始めます。ところが、新しく来たお父さんが、自分の血のつながってない息子がピアノをチャカチャカ弾くのが耐えられない。1970年、家出です。その後、ミネアポリス内で35ヶ所家を変わっています。友達の家とか、友達のお母さんの所とかで、面倒見てください、僕は帰る所がないんですって。後に彼のバンド仲間になるアンドレ・シモン(Andre Cymone)という友達がいるんですけれども、このアンドレ・シモンの家に最終的には厄介になって、ここのお母さんが高校を卒業するまで、我が子同然に育ててくれます。

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