ハープをかっこよく弾いているLee Brilleauxさん。今は残念ながらあちらの世界にいってしまいましたけれども、ロジャー・ダルトリーとウィルコ・ジョンソンが元気にやっているKeep On Loving You。ロジャー・ダルトリーさんはある意味こういう分野の先達ですから、偉大な先輩。それにウィルコ・ジョンソンが気負わずに、むしろロジャーさんの方が気負っているのかなと思うほどテンション高めのボーカルをやっていましたけれども。3曲を聞いてもらいましたが、ドクター・フィールグッドを聞いていれば間違いないと言っても過言ではありません。続きまして、The 101'ers。このバンドはジョー・ストラマー(Joe Strummer)さんがザ・クラッシュ(The Clash)を結成する前にいた、パブロックと言われるバンドです。ウディ・ガスリー(Woody Guthrie)が好きだったからウディというあだ名で呼ばれていたんですけれども、アルバムは「Elgin Avenue Breakdown」というものが唯一ありますが、その中からLetsagetabitarockinというロカビリー系のナンバーです。そして、イアン・デューリー(Ian Dury)。イアン・デューリーはパブロックのゴットファザーみたいな方ですね。The Blockheadsというバンドを率いてやっておりましたが。その前も違うバンドをやっておりましたけれども。今日はロックンロールの静か目の、そして彼の大好きだったアイドルを歌った曲Sweet Gene Vincentを聞いていただきます。
1970年代初期から中期にロンドンの一部で人気のパブロックだったんですけれども、バンドとかもドクター・フィールグッドの一つを覚えればいいという感じもしますけれども、流れ的にここからパンクが生まれたということがデカいんですよ。だから、みんなが注目しているということです。ロックをストリートに引き戻して、新たな力を獲得したとも言われております。