音楽のおべんきょうφ(.. )メモメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

現代音楽について

 今回は「BAZOOKA!!! 新垣隆の現代音楽をあなたに」より現代音楽についてまとめます。

1、現代音楽とは?

 ・音楽のシステムからはみだしたいという欲求があって、この欲求をおしすすめたのが現代音楽である。

2、歴史

 (1)、現代音楽の芽生え

  ①、ロシアの作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキー

   ・1913年、ロシアの作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーが発表した「春の祭典」において、いままでになかったロシア民謡や激しい打楽器を導入して物議を醸した。このクラシック音楽からはみ出す試みが現代音楽の芽生えとなる。

  ②、イタリアの前衛芸術グループ「未来派」

   ・ストラヴィンスキーの「春の祭典」と同時期に、イタリアの前衛芸術グループ「未来派」は騒音楽器「イントナルモーリ」を発表する。ただの騒音を音楽として楽しむことを提示する。

 (2)、十二音音楽の技法の確立

  ・1920年代、オーストリアの作曲家アルノルト・シェーンベルグはハーモニーにならない音だけで音楽を作る十二音音楽の技法を確立する。この調子はずれの音楽は「無調」と呼ばれてクラシック音楽とは別の可能性を提示する。

 (3)、ジョン・ケージ

  ・1950年代、アメリカの音楽家ジョン・ケージが「偶然性」という概念を提唱する。楽譜に書いたものだけが音楽ではないと主張して芸術や思想などに衝撃を与える。

 (4)、電子音楽の台頭

  ・ドイツの作曲家、カールハインツ・シュトックハウゼンが周波数チェックのために使う発信機から出る音だけで曲を作るなど、電子音楽が台頭してくる。

 (5)、ミニマルミュージック

  ・1960年代、アメリカの作曲家スティーブ・ライヒが短い音の断片を繰り返すミニマルミュージックの技法で作った曲を発表する。このミニマルミュージックの技法はテクノなどのダンスミュージックに直接的な影響を与えた。

3、曲

 ・John Cage - Prepared Pian

 ・John Cage - 4'33"

  →この曲の楽譜には休符を意味する「TACET」しか書かれておらず、4分33秒の間に聴こえる全ての音が音楽であるというメッセージがコンセプトとなっている。

 ・Alvin Lucier - Music For Solo Performer

  →赤いバンドを頭に巻いて脳波で楽器を鳴らすというもの。

 ・Karlheinz Stockhausen - Helikopter-Streichquartett

  →四機のヘリコプターに奏者が乗り込んで上空でバイオリンを奏で、その映像をコンサート会場で中継するというもの。

 ・武満徹 - アステリズム

 ・南聡 - 誓えれば…の注解

フォークソングの歴史

 今回はフォークソングの歴史をまとめました。アメリカはウィキペディアを、日本は、「なぎら健壱のフォーク理論」と「なぎら健壱のフォーク講座」を参考にしました。

1、アメリカでのフォーク

 (1)、発生

  ・フォークという言葉は元来は民謡を指す。 1940年代以降のアメリカで、プロの作曲家が作った曲ではなく、民衆の間に昔から親しまれていた民謡を演奏するプロ・ミュージシャンの動きが台頭した。 やがてこれらのミュージシャンは民謡に影響を受けたオリジナル曲も歌うようになる。 生活苦などをテーマにした民謡に影響を受けた彼らは、人種差別反対、戦争反対などの社会的なメッセージを込めた曲を多く発表した。 演奏形態は、バンジョー、アコースティックギター、ウッド・ベースという楽器編成 。

  <代表的ミュージシャン>

   ・キングストン・トリオ(代表曲はTom Dooley)

   ・ピーター・ポール&マリー

   ・ボブ・ディラン

   ・ハイウェイメン(代表曲は漕げよマイケル)

   ・ブラザーズ・フォア

   ・ニュー・クリスティ・ミンストレルズ(代表曲はグリーングリーン)

 (2)、フォークロック

  ・1964年のビートルズのアメリカ上陸に影響を受け、エレクトリックギター、エレクトリックベース、ドラムスというロックの楽器編成(但し、アコースティックギターを併用する場合も多い)で演奏するようになった。これをフォークロックと呼ぶ。

  <代表的ミュージシャン>

   ・ボブディラン

    「ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム」や「追憶のハイウェイ」や「ブロンド・オン・ブロンド」の頃

   ・ロジャーマッギン(元バーズ)

   ・ジーン・クラーク(元バーズ)


2、第一次フォークブーム(昭和38年代から)

 (1)、意義

  ・日本にアメリカのフォークが伝わってキャンパスファークとかカレッジフォークと呼ばれたいた

 (2)、特徴

  ・おぼっちゃんおじょうちゃんの音楽、

  ・いい大学の大学生がやっている、

  ・精神的なものはない

 (3)、代表的なミュージシャン

  ・森山良子

  ・マイク真木

  ・ザ・ブロード・サイド・フォー

2、第二次フォークブーム(昭和43年から)

 (1)、意義

  ・アングラフォーク

  ・プロテストソングの時代

  ・作詞作曲のプロがつくった曲をうたうのはフォークとはいえない
 
 (2)、代表的レーベル

  ①、URC(アングラレコードクラブ)

   ・関西のレーベル

   ・高石ともやを中心に会員制のURC(アングラレコードクラブ)ができる

   ・既成のレコード会社ではできないものを発表

   <代表的ミュージシャン>

    ・岡林信康

    ・五つの赤い風船

    ・高田渡

    ・斉藤哲夫

    ・遠藤賢司

    ・友部正人

    ・シバ

    ・武蔵野たんぽぽ団

    ・加川良

    ・三上寛

  ②、エレックレコード

   ・西のURCに対抗して東ではエレックレコードができる

   <代表的なミュージシャン>

    ・吉田拓郎
   
     →しかし、エレックが印税を払わないので拓郎はやめる。

    エレックは変わりのスターとして

    ・泉谷しげる

    ・古井戸

    ・海援隊

    ・富田一郎

    ・生田敬太郎

3、第三次フォークブーム(昭和45年頃から)

 (1)、意義

  ・大手レコード会社の参入

  ・今までは素人がつくったものだと馬鹿にしていたがフォークが儲かるのではないかとおもって参入

  ・オーディションをたくさんひらく

  ・プロテストよりも青春歌謡のほうが売れる

 (2)、代表的レーベル

  ①、ベルウッド

   ・キングレコードのなかのレーベル

  <代表的ミュージシャン>

   ・あがた森魚

   ・高田渡もうつる

   ・西岡恭蔵

   ・小室等

   ・いとうたかお

  ②、ソウルフィット

   ・ビクターのなかのレーベル

  <代表的ミュージシャン>

   ・チェリッシュ

   ・黒い川

   ・アルフィー

ドリームシアター(Dream Theater )踏み絵説

今回は、今日は一日プログレ三昧3より、何かと議論のあるドリームシアターについてまとめます。

 ドリームシアターを聞けるかどうかでプログレ好きかどうかの境目にあるバンドなんですよ。プログレといわれればプログレなんですけれども何かが違うという所もある。70年代のころのバンドはブルース感があったんですが、ドリームシアターはそれがない。確かにいいバンドであるけど、70年代のイディオムとはちょっと違っている。

プログレは足し算の音楽である説

 今回は、今日は一日プログレ三昧3より、プログレッシブロックの解説についてまとめます。解説は、岩本晃市郎氏です。

1、総論

 ・プログレを大雑把に言うと、ロックにロック以外の音楽を足したものである。もともと60年代半ばまではシンプルだったロックンロールが、スタジオでの実験とか大音量のノイズや即興演奏を取り入れてどんどん表現が自由になっていった。その流れをうけて、他の人とは違うことをやりたいというクリエーターがいろいろなことを考えて表現したのがプログレである。いかにアメリカのロックと違うことをやるのかをみんなが研究して、イギリスでプログレが生まれた。

2、ロック+クラシック

 (1)、意義

  ・ロックンロールは黒人音楽であるブルースをもとにしているが、このアメリカ的なロックンロールに白人的なクラシックを足したらどうなるのかという発想である。

 (2)、具体例

  ・Promenade - Emerson Lake & Palmer




  エマーソンレイク&パーマーはこれを三人で表現した。これまでのギターヒーローから鍵盤がヒーローになってゆく。

3、ロック+ジャズ

 (1)、意義

  ・ジャズとはもともとアメリカ的な表現であるが、ハードバップとかフリージャズとかマイルスデイビスを通過してだんだん電気的になっていった。だんだん高度な即興演奏を用いるようになってきており、このようなロックにジャズを持ち込んだらどうなるのかという発想である。

 (2)、具体例

  ・Out-Bloody-Rageous - Soft Machine




4、ロック+トラッド

 (1)、意義

  ・アメリカにはフォークロックやカントリーロックの伝統があったが、このような自分達の足元を見直してロックにトラッドを足したらどうなるのかという発想である。

 (2)、具体例

  ・Witch's Promise - Jethro Tull (ケルト)




  ・Europa Minor -  Mauro Pagani (バルカン半島の民族音楽)




5、ロック+現代音楽

 (1)、意義

  ・ピンクフロイドの初期やビートルズもロックと現代音楽をやっていた。

 (2)、具体例

  ・Area 5 - Area

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。
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